手放す勇気

手放す勇気 nTech

こんにちは、歴史は疎いけど侍精神が大好きなFTM明楽です。

 

 

本日は私が大好きなNoh Jesu氏のブログ

令和という新元号に寄せてシリーズ第11回について

半端なく共感できた部分を紹介したいと思います。

 

 

すべてを手放すことを恐れないのが侍精神です。
これは「肉を切らせて骨を断つ」という、間(ま)のとりかたの
究極の知恵をもった侍の心とつながります。

その日本の心は、他の追随を許さないほど優れており、
突出して目立つ、唯一無二の手放すことを恐れない心だと私は思います。

 

Noh Jesu氏は韓国人なのですが、小さい頃からチャンバラが大好きだったとのこと。

外国の方って日本の侍精神好きな方多いですよね~。

自国の人が言うのではなく、こうやって海外の方が日本人を一目置くのですから

何かめちゃくちゃ伝わるものがありますし、説得力が違います。

 

唯一無二の手放すことを恐れない心とはどういうことでしょうか。

 

分かりやすく1人の例があげられていました。

 

三井グループの起源を開いた三井高俊の物語を聞いた時、私はとても感動しました。

1600年代、徳川家康による戦国時代が終わり、平和な時代に入ろうとする頃のことです。彼は、武士を廃業して刀と自らの身分を捨て、士農工商という階級制度の最上位である武士から、最も低い商人を選び、醤油やお酒を製造販売するビジネスマンに生まれ変わるのです。
その後、明治大正期では三井合名会社を頂点とするコンツェルン体制を確立し、戦後の米軍支配のときには、200社余りに分社し、全世界で3万人を雇用する大企業、三井グループにまでなったのです。

すべてを捨てて手放す三井高俊のような精神は、日本の文化文明の中に、日本人の心の中に深く根差しており、勇気と知恵が詰まっていると感じます。

 

当時、武士にとって刀は命よりも大切にされていたと言われています。

 

自分の命や大切な人の命、そして自身の名誉を守ってきた刀を手放すことは

本人たちにとって死ぬことと同じくらい覚悟がいることではなかったのでしょうか。

 

刀を手放す

 

手放す勇気

 

本当に大切に握りしめていたものほど、手放すことは恐怖を感じます。

 

私も本当に大切にしてきたものを手放した経験があります。

 

27歳で性別適合手術を受けたとき。

 

20代前半の私は結婚願望が強く、自分の子どもと愛するパートナー

そして理想の家庭を築いていくことが夢でした。

 

生まれたときの身体と心の性が一致していない、性同一性障害と診断された私は

身体を心の性と一致させるため、性別適合手術を望みました。

 

そして、「男」の戸籍を手に入れるためには、日本ではいくつか条件が必要でした。

 

生殖腺がない事又は生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること

 

上記が条件の1つにあります。

つまりは、男の戸籍を手に入れるためには

子どもを諦めなければいけないということ。

 

 

究極でした。

 

 

どっちも同じくらい欲望していたこと。

 

何かを手放せば、何かを失うことになる。

 

 

まさに決断のとき。

 

 

私は手術することを決めて準備を進め、術日の前日に不思議な体験をします。

 

明日、私は生殖機能を失うことになる。

自分の遺伝子をこの世に残せなくなる。

子どもをつくることを永久に放棄する。

 

心から欲していたものだったから、すごく悲しくなると思っていた。

 

でも現実は逆だった。

 

 

何か執念のようなものから解放されて

 

肩の力が抜けたような、とてもリラックスした状況になっていました。

 

 

それと同時に、自然と覚悟が決まっていた。

 

 

過去を手放す勇気を持てたからこそ

未来を生きる覚悟が持てたのだと思います。

 

 

手放す勇気

 

新しいゲーム、自分のゲームを設計するためには、

今までやってきたすべてを手放す強烈な勇気が必要です。

今ここ体の目で見ずに、一番大きい世界、すべてを手放し始められる心、

その新しい概念で物事をみる

「完全観察システム」をグローバルスタンダード化していく実践モデルは、

間違いなく日本から生まれると思います。

 

 

そう。

31歳のとき、私はまたあるものを手放す決断をしました。

 

それはまた別ブログで綴りますので、みていただけたら嬉しいです♪