SNS×LGBT~コミュニティの奇跡と限界~

LGBT情報

こんにちは、明楽です。

 

本日の東京の空。

台風一過。雲一つない快晴。

 

今回の台風19号で被災された方々へは
心よりお見舞い申し上げますとともに
一日も早い再建をお祈り致します。

 

 

東京Re・riseフェスティバル~Dignity2.0×SNS3.0で時代が変わる

 

上記イベントに登壇するため、最後の資料確認のためカフェへ

周囲を見渡してみると8割くらいはPCかスマホを触っている。

 

そして何となく目に飛び込んでくる画面はFacebookやLINE、Twitter。

 

SNSが人類に与えている影響力は大きいなぁ。としみじみ。

 

私もSNSによって多大な影響を受けたうちの1人です。

 

最近ではスマートフォンやタブレットが普及して

幼い頃から多くの情報に触れる機会が多いため気付きやすいでしょうが

私が子どもの頃は情報を取得する方法、機会も少なくて

抱えている性の違和感は自分だけのものと思っていました。

 

 

高校生のとき携帯電話を持って、つながりの範囲が増えました。

大学生のときにはmixiが流行し、コミュニティに入ったり立ち上げたり。

そして個人ホームページが流行り、掲示板での交流が盛んになりました。

 

SNSを通して出会ったLGBT(当時はLGBTという言葉はなかったけど)の情報と

トランスジェンダーの仲間たちに私は本当に救われました。

 

 

私に居場所を与えてくれた。

 

私は存在していいんだ・・・

 

私だけじゃなかったんだ・・・

 

初めて自己肯定感を持てた。

 

私が救われたことと同じように、出会いによって苦しむ仲間たちを救いたい。

 

その思い1つでコミュニティをつくった。

 

全国に仲間は増えて、半年で100人のトランスジェンダーが募った。

 

毎日SNSやホームページを通して交流が起こる。

本当に楽しかった。

 

 

 

しかし

 

そこで事件が起こる。。。

 

 

 

トランスジェンダー同士のジャッジ・・・

 

あいつはまだ女っぽいとか、男らしくないとか

ひどい時には体の治療(ホルモン注射や手術)をしないのはダメとか…

 

 

自分たちもその言葉に傷付いてきたようなことを、内々でもやってしまう。

 

分かり合えたと思っていたのに

 

やっと出会えたと思っていたのに

 

 

 

そう、今までは出会えていなかったのだ。

 

 

「人間は社会的動物である」

 

アリストテレスが唱えたように
人間は絶えず他者との関係において存在している。

 

いわば「つながり」がキーワードである。
このつながりを空間的距離を越えて世界に拡大させたSNSは本当にすごい。

 

しかし、短時間でより広くつながりをつくってきたため
本当に出会いたいレベルの深いつながりができていなかった。

それに加えて、人間の機能的限界が深くつながることを妨げていた。

 

水平的範囲を突破した今、次は人間の機能的限界を突破した【深さ】にいくとき。

そんな次世代のつながり、SNS3.0

 

 

本物の出会いが始まる。

 

そんな感動と熱い思いを私の口からも伝えさせていただきました。

300名の前でのトークセッションはちょっと緊張もしましたが

それ以上に伝えたいことがあって溢れ出てきました。

 

次は福岡!

 

11月30日です。