柳川の合唱団『ジュニアコーラスWing21』最後の定期演奏会

プライベート日常

こんにちは、子どもの頃合唱団に通っていた、明楽です。

 

この頃は「女子」に所属していたわけですから

 

このときのパートはアルト

 

低音のパートですね。

 

地元柳川の合唱団

柳川ジュニアコーラスWing21

 

 

1999年に発足し、私は初代メンバーとして入っていました。

生きることに絶望していて

学校に行く意味もあまり分からなくなっていた当時

歌うことの楽しさを教えてくれた場所

 

毎週の練習にだけは

わりかし真面目に出ていたなぁ

 

 

代表である津村先生は

小学校高学年での担任の先生でもありました。

 

学校に行かなくなった私や

反抗期で荒れた生徒など

本当に色々大変だったのではないかと

大人になった今は思えます。

 

津村先生はいつも生徒たちと対等に

真っ向勝負でぶつかっていた印象

 

先生という立場で大人なのに

子どもっぽさも持ち備えた不思議な先生でした。

 

1つ間違いなく言えるのは

純粋に音楽と子どもたちが大好きだということ。

 

20年経っても変わらない笑顔は安心感をくれます。

 

男性になった私にも

 

「お~、じゃあこれからはあきらさんだね」

 

と、すっと受け入れてくれて変わらぬ態度でいてくれました。

 

最後の定期演奏会と聞いて

たくさんのOG・OBが集いました。

 

東京などの遠方からも駆けつけ、先生の人徳あっての賜物だと強く思います。

 

 

最後は全員ステージに上がり

全員で思い出の曲を合唱したのですが

昔の私なら絶対にこの場に立てていない。

 

なぜならば、現役生も卒業生もほとんどが女の子で

特に私が所属していたときは女の子ばかりでした。

 

だから昔はその後の定期演奏会があっても

「自分はもう女の子じゃないから」と、

片意地を張り、周囲の目も気になって行けなかったのです。

 

それがnTechによって無意識深い性の境界線を乗り越え

 

この会場に来れただけでなく、ステージで歌うことができている。

 

これは本当にすごいことなのです。

 

当時の歌声はやっぱり出なかったので

思いっきり口パクでしたけど(笑)

 

 

定期演奏会は一時中断だけど

またメンバーが増えて開催できる日をお祈りしています。