〜トランスジェンダー の私が悟るまで〜

2022年3月7日に初めての本を出版しました。

葛藤と挑戦を繰り返し、たどりついた真実。本当の自分。

本書では、自分自身の実体験を元に「自分らしさ」とは、
多様性の本質とは何かについて綴っています。
オンラインおよび全国の書店で発売中ですので
ご協力・拡散いただけると嬉しいです♪

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トランスジェンダーについての交流会~福岡県糸島市~

糸島人権センター交流会 LGBT情報

こんにちは、福岡のトランスジェンダー(FTM)の明楽です。

 

 

本日は福岡県糸島市の人権センターにて

 

トランスジェンダーについて講演と交流をさせていただきました。

 

 

糸島人権センター交流会

 

LGBTのお話しは、1度聞いたから理解できるものではないと思っています。

 

知識レベルは入るかもしれませんが、自分事として繋がっていくことは

 

相互交流がないとなかなか難しいこと。

 

 

特に当事者は言葉に敏感なこともあり

つい過剰に反応してしまい、相手は理解しようと接してくれていても

「今の発言は差別だ!!」

と相手否定してしまうという例も耳にします。

 

そうなると、相手はトラウマのようになってしまい

もうどんな風に接していいのか、腫れ物に触るような感覚に陥り

何も言えなくなってしまうという悪循環が生まれます。

 

 

MTF

 

トランスジェンダーであるということは

言わないと伝わらない分

周囲の人は見えているその人の見た目や情報を疑いません。

 

例えばその子がFTMだったとしても

親戚に女の子が生まれたと聞けば女の子用のギフトを探してしまいます。

そしてフリフリのドレスをもらったFTMの子は

その気持ちに応えるべく笑顔で「ありがとうございます」と言うとしましょう。

この時点ではFTMの子がモヤモヤした気持ちになるでしょう。

 

そして月日は流れ

ある日その子がFTMであることを親戚が知ったとします。

そのとき親戚はどう思うでしょうか。

 

自分は何も知らずなんてことをしたのか、、、
無意識に傷付けてしまったのではないか、、、

モヤモヤした気持ちになるでしょう。

 

 

これってどっちが悪いこともなくて

知らず知らずのうちにやってしまう機械的なコミュニケーションだと思います。

 

大切なのは知った後にどういう関係性を築くのか。
過去にとらわれず、今この瞬間からどうしていくのかが大切だなぁと。

 

 

今回はぶっちゃけ交流会ができて

こっちが教えるではなくみんなで考える場もありました。

 

こういう交流を多くの地域でやっていけたら嬉しいです。