こんにちは、子どもの頃合唱団に通っていた、明楽です。
この頃は「女子」に所属していたわけですから
このときのパートはアルト
低音のパートですね。
地元柳川の合唱団
1999年に発足し、私は初代メンバーとして入っていました。
生きることに絶望していて
学校に行く意味もあまり分からなくなっていた当時
歌うことの楽しさを教えてくれた場所
毎週の練習にだけは
わりかし真面目に出ていたなぁ
代表である津村先生は
小学校高学年での担任の先生でもありました。
学校に行かなくなった私や
反抗期で荒れた生徒など
本当に色々大変だったのではないかと
大人になった今は思えます。
津村先生はいつも生徒たちと対等に
真っ向勝負でぶつかっていた印象
先生という立場で大人なのに
子どもっぽさも持ち備えた不思議な先生でした。
1つ間違いなく言えるのは
純粋に音楽と子どもたちが大好きだということ。
20年経っても変わらない笑顔は安心感をくれます。
男性になった私にも
「お~、じゃあこれからはあきらさんだね」
と、すっと受け入れてくれて変わらぬ態度でいてくれました。
最後の定期演奏会と聞いて
たくさんのOG・OBが集いました。
東京などの遠方からも駆けつけ、先生の人徳あっての賜物だと強く思います。
最後は全員ステージに上がり
全員で思い出の曲を合唱したのですが
昔の私なら絶対にこの場に立てていない。
なぜならば、現役生も卒業生もほとんどが女の子で
特に私が所属していたときは女の子ばかりでした。
だから昔はその後の定期演奏会があっても
「自分はもう女の子じゃないから」と、
片意地を張り、周囲の目も気になって行けなかったのです。
それがnTechによって無意識深い性の境界線を乗り越え
この会場に来れただけでなく、ステージで歌うことができている。
これは本当にすごいことなのです。
当時の歌声はやっぱり出なかったので
思いっきり口パクでしたけど(笑)
定期演奏会は一時中断だけど
またメンバーが増えて開催できる日をお祈りしています。